2012年8月29日水曜日

乾汽船の投資判断

乾汽船(9113
既にPBR0.25まで低下し業界最低レベル、中国バブルの影響があったとはいえ株価は既にピーク時の6%以下まで低下している。株主資本比率は連結で70%、単独で90%と非常に高い。海運全体がこれだけ悪いと今後も下げ続ける可能性は高いが、下値はそれほどないのではないだろうか。長期投資ならば今の水準で買っていても利益は出せそうだ。ただ、テクニカルはまだ下げるといっているので、底を探りながら小出しに買い下がるのが安全か。

商船三井(9104)系の外航海運。穀物や木材、鉱石、セメントのドライバルクが主力なので現段階では需要減や円高の影響が直撃している。しかし、大型バルクキャリアの接岸できないミャンマー等の途上国で需要拡大が期待される中小型のバルクキャリアに特化しているため、他の船会社よりも早い段階で回復基調を見せる可能性もある。


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